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管理人

管理人本職は労務系のコンサルタントですが、中年看護師の転職サポートをしたことから、看護系の転職コンサルタント業務もスタートした46歳男性です。
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中高年看護師の年収

中高年看護師の年収看護師の年収は一般的に高いと言われています。平均年収は450万円ほどで、同年代の他業種の女性の平均年収に比べてかなり高収入になっています。
とはいえ、その高額の年収の内訳には深夜勤務手当や残業手当などが含まれており、看護師本人はやっている業務内容に比べてあまり高い収入とはいえないと感じているのも真実です。

看護師の仕事内容と収入のアンバランス

看護師の仕事は、患者さんの命を預かる側面もあり責任は重く、一日中休む間もなく忙しく働き詰めで、精神的にも身体的にも非常にハードな仕事です。
入院患者のいる病院は24時間365日休みはありませんから、当然、勤務にも交代で夜勤があります。生活のリズムが変則的になる上に夜勤は昼間以上の緊張を強いられます。
このような環境で働く看護師の収入が一般平均より高いというのは当然と言えますし、仕事の内容に比べると安いといえるかもしれません。
その上、女性の多い職場ですから、人間関係においても働きづらい場面もあるようで、収入が多いにもかかわらず離職の多い要因となっているようです。

看護師の年収がアップするケースとは?

また、仮に継続的に勤務していても、結婚、妊娠、出産という人生の節目に直面して離職するケースも多く、中高年のベテランになるまで勤務するのは容易ではないようです。
出産後、現場に復帰して看護師業務を継続し、ベテランの域に達すると、その実績を認められて主任や看護師長などのポストにつくチャンスもあります。
ポストに就くと、年収は看護師の平均年収より100万円以上アップする可能性もあります。
主任や看護師長は後輩や同僚に対して指導的な立場となり、若手への教育と、現場内のコミュニケーションを積極的にとって、円滑に業務ができるような環境をつくっていくという重責を担うことになります。
責任も重大ですが、年収相応でやりがいも出てきます。
離職せずに看護師を続けていくのならば、そういうポストを目標に勤務をするのも一つの選択肢です。
しかし、主任や看護師長というポストは大病院でもなかなか就くことが難しいのも現実です。

年収アップのための転職

そんな場合は、転職を選択するのも一つの方法です。中高年の経験豊かな看護師で、知識も技術も豊富に持ち合わせているのならば、最初から幹部候補生の求人情報に手を挙げることが可能です。
看護師不足の昨今、経験のある看護師を求める病院は多く、採用のために当初から主任や看護師長の候補として求人を行っているところも少なくないからです。
看護師の転職サイトなどを利用して、キャリアアップと年収アップを目指すというのも、ベテラン看護師の一つの生き方です。